Profile

中学在学中，FM77AVを購入するもプログラムはあまりまじめに取り組まず，カジュアルユーザー化。　以後何度か開発言語を齧ってみるもあまりモノにはならず。

高校２年時，コンピューター部に所属しながらテーブルトーク同好会に浮気。　以前からその兆候はあったものの，ここで決定的に足を踏み外す。　同好会は部室もなく途中顧問も失って放浪。　生徒会の下請け作業で恩を売りつつ，実績作りのために100ページ超の会誌を月刊〜隔月ペースで発行。　TRPGのプレイと会誌の執筆・作成および文化祭企画に高校生活の全リソースを費やすことに。

高校卒業後，同好会の仲間とTRPGで身を立てることを決意して，同人サークル「FORTUNE」を立ち上げ。　以降同人活動の傍ら，まれにサークル仲間が持ってくる編集プロダクションがらみの曾孫受けの仕事などをチョロチョロと手伝う。

途中，難病であるところのクローン病に罹患していることが判明。　以降，徐々に同人活動からフェードアウトしていくことに（現在は無期休会中）。　体調不良による半引き籠もり生活が開始。　以後体調に応じて活動期と休眠期を繰り返す。

1999年，最初の手術と退院を契機にサークルサイト内に趣味のコーナーとしてPC関連コーナーを開設。　ほぼ時を同じくしてPDA（Personal Digital Assistant）の魅力に本格的に目覚め，PDAネタばかりを更新。　さすがに気まずくなって個人サイトとしてPDAネタを分離し，2000年1月に本サイトを開設。

翌年，「iPAQ Pocket PCスーパーブック（ソフトバンク パプリッシング）」の執筆に某ライター氏に誘われ，商業ベースで初めてとなる記名記事を執筆することに。　同人活動を通じて，文学系統（というかラノベ）の才能がないことは痛感していたため，以降テクニカルライティングの方面にリソースを集中。　人の出会いと環境に恵まれ，仕事の度にさまざまな勉強をさせて頂いた結果，現在に至る。　とかそんな感じです。

私にとって不幸だったのは，これからという時に大病を患ったことと，それによってサークル仲間に不義理を働いたこと。　幸運だったのはそのおかげでPDAと，そして様々な人々と出会えたこと。　さらに，仕事とは無関係に知り合った雑誌編集者の方から，仕事抜きでプロの心構えについて直接・間接的に様々な薫陶を頂けたことと，最初の仕事で出会った編集者の方が妥協を許さずライターと最後まで遣り合う方であったことだったのだろうと，今にしてしみじみ思います。　そして，テーブルトーク同好会の会誌，その最終号で出会った，高校時代の大恩ある先輩の座右の銘。　「Mr.チャンスは後ろはげ」。　元は誰の言葉なのか知らないのですが，至言ですね。