GEOMETRIC SPACE 雑記帳


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はじめに

本ページは,私,霧島が怠惰な日々の中で気付いたり,感じたことを筆にまかせて『垂れ流す』ページです。
雑記帳過去ログより抜粋)

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手間の軽減のため,誤字脱字その他の誤りに気付いても基本的には『放置』しています。

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2005/10/04 [Tue]

[その他] 殺人料理

ごぶさたしております(死)

〆切日に母親がひっくり返ってドタバタしたりと,慌ただしい週末をどうにか乗り切ったところで本日は通院日でした。 ここ数カ月ちょいと体を垂直にしていると(つまりは寝てないと)お腹が張り鈍痛が走るは,軽い嘔吐感を催すはでトホホ状態の日が多かったのですが,今日は丁度体調の悪い日に通院日がぶつかり(笑) 診察の結果こりゃ危険ですねぇということで,腸閉塞の予防によく効くという漢方薬を処方してもらってきました。 これで楽になってくれるといいんですけどね。 〆切直前に体調が悪くなるとホント泣きたくなるので(^^;
# といいつつ,本気で忙しくなると多少の体調不良は気力で引っ込むわけですが。 終わった途端に(以下略)(苦笑)

しかし,これで体調が回復してしまうと,昨日注文した(で明日午前に届く予定)の「ゴロ寝deスクDX」が無駄になっちゃうかしらん。 今度のは天板を水平に出来るようになって,これで(体調不良時の)仕事やノベルゲー読みだけじゃなく,食事にも使えるぞとか思ったんですけどね(笑)

そうそう。新たに処方されたお薬ですが「匂いが平気なようだったらお湯に溶かして飲んでみてください,その方が効果が高いんで」とかなんとか薬局のお姉さんに言われたんですが,絶対無理(^^; 私は幼少の頃から薬になれ親しんでおり(ヤなガキだな……)薬を飲むことに抵抗のないタチなんですが,それにしてもこの「味」は……。 なんかゲームにありがちな「ヒロインの殺人料理の隠し味」ってこんな味かもってなくらい壮絶なシロモノのよーな気がするのですが(苦笑)

●参考URL/サンコー レアモノショップ ゴロ寝deスクDX
http://www.thanko.jp/goronedeskdx/index.html

[オーディオ] HD20GA7その2

先日購入したKENWOODの「HD20GA7」(以下GA7)。 しばらく使ってみて自分内評価も固まってきたので,インプレっぽいものをつらつらと。
# って,まぁ単に書く時間や気力がなかっただけなんですけど(^^;

GA7はポータブルデジタルオーディオプレイヤー※初のデジタルアンプを搭載し,音質重視の設計がセールスポイントなわけですが,長々と書く気力もないので,まずは箇条書き風味で長所・短所(と言うか個人的不満点)を列挙してみます。

※ CDだってMDだってデジタルなわけで,コレ!という名称がないのが困りもの。 一時期はMP3プレイヤーという呼称も使われていたけれど,世間にはMP3に対応していないものもあるわけで(非主流派でしょうが)世間的にはデジタルオーディオプレイヤー(DAP)で定着しつつある……んですかね?

●長所
・音質がよい
・付属ヘッドホンの品質がよい
・本体UIの出来がよい
・液晶画面の表示品質が高い

●短所
・ホワイトノイズが目立つ
・PC側転送ソフトがお粗末
・プレイリストで曲順が指定できない
・お気に入りの登録可能数が少ない
・音量ボタンが押しづらい
・汚れが目立つ
・充電中バックライトが点けっぱなし

まぁ,こんな感じでしょうか。 以下,個別に見ていきましょう。

●音質がよい

比較する機種や聴くソース※1にもよりますが,確かに音質はよいと思います。 特に解像度※2や繊細さは他機種から一歩抜きんでいるのではないかと。 今まで使っていたプレイヤーではWMA 192kbps以上のファイルの違いはほとんど実感できませんでしたが,GA7では(ソースにもよりますが)ハッキリと違いが分かります。

※1 私の場合,谷山浩子作品(の特に90年代前期頃まで)を最重視。 女性ボーカル+視室内楽+打ち込み系少々? ついでにZUNTATAと萌えゲーソングが楽しく聴ければなおよし。

※2 解像度と分離(分解能)という用語の使い分けが,イマイチピンと来なかったり。  音の細かい質感まで聴き分けられるのが解像度で,ダンゴになりがちな楽器の音がきちんと分かれて聴こえるのが分解能? とすると解像度≒繊細さといえなくもないような? 繊細さの方はより質感より?

もっともlameのプリセット※で,ABRの最高音質(--alt-preset extreme)とCBRの最高音質(--alt-preset insane)でエンコードしたものの差は僅差(プラシーボレベルかも)。 WAVと比較すると「違う」ことは分かりますが,決定的な差とは感じられませんでした。 私の耳ではの話ですけれど(^^; 色々なソースで試すとまた違ってる来るのかも。

※ Quintessential Playerのプラグインを利用しているので,LAME 3.90.3。

また,この手のプレイヤーはどちらかというハデな音作りをしているものが多いと思いますが,GA7の場合は非常に癖のないフラットなバランスです。 人によっては(聴き慣れているバランスと異なるため)地味でつまらない音と感じる場合もあるかも知れません。

出力機器(ヘッドホン)の個性をそのまま反映してくれるので,幅広いジャンルの音楽を楽しく聴ける素性の良さを持っていると思います。

サウンドエフェクト(サウンドモード)も用意されていますが,他のDAPにありがちな強烈なものではなく,品よく抑制の効いたもので,過度にバランスを崩したり音を歪めてしまったりといったことがないので安心して使える印象です。
# 付属ヘッドホンの場合「BASS 1」で低音を少し持ち上げてやると,ちょうどいいバランスかも。

ユーザがカスタムすることもできますが,マイナス側にいじれないので「ヘッドホンとの相性問題を招く」という意見もあるようです。

が,個人的にはイマイチピンと来なかったり。 イコライザをいじらないといけないという時点で,そのヘッドホンが聴いているジャンルに合っていないか,好みに合っていないか,さもなくば実力不足なのではないかと……って,そうそう都合よくベストなものを見つけることは出来ないので次善の策として……ということなのかな。 インナーイヤーだと限界もあるだろうし……。 あ。それ以前に普通はコストを気にするのか(^^;

●付属ヘッドホンの品質がよい

私は付属ヘッドホンの品質は全く信用していないクチ(何しろSONY製品なんかでも「高音質ヘッドホン付属」とか謳っているわけで……。)だったので,GA7のヘッドホンも付属ヘッドホンにしては「マシ」な程度なんでしょ?などと穿った見方をしていたのですが,実際に聴いてみてビックリ。

ある意味本体の音質の良さより(想定外だった分)驚かされました。抜けがよく繊細な高域と芯の通った中域。それとタイトな低域で,本体同様フラット系のバランスになっています。 あえて欠点を指摘するなら,中低域がやや籠もり気味で,超低域が欠けており低域の量感が不足気味といったところでしょうか。 解像度もそこそこ高く非常にうまくバランスが取れた音になっています。
# 長所,短所ともAKG K271 Studio似?

私の見るところ3K円代なら敵無し。 適正価格は5K円代の実力を持っているのではないかと。 まぁ,実際には好みの問題が絡んでくるので異論は多々あるとは思いますけれど(^^;

最近購入したCD(COLLECTIVE/I've)は録音がとても優秀な曲と普通な曲,イマイチな曲(といってもこのテのCDとしてはフツーレベル)が混ざっているのですが,GA7と付属ヘッドホンの組み合わせでちゃんと判別が付くのは大したものです。

私はインナーイヤーはSENNHEISER MX500,AKG K14P,SONY MDR-E888SP,B&O A8を持っていますが,長所と短所のバランス,(当然音の)質感を考慮すると,E888SPクラス(実売8K)と比べてようやく見劣りするという印象。 ケーブルの取りまわしや強度,扱いやすさ※を考慮すると,出先でのインナーイヤー利用はコレでいいやと思える程気に入りました。 もっとも,外出時のメインはSENNHEISER HD25-1なので,サブ用途ですが(^^;

※ A8は耳掛け型でケーブル細め。E888はリッツ線が細く脆弱な上,本体も強度不足。

●本体UIの出来がよい

GA7のソフト回りは東芝のOEM品なのですが,東芝製品が場面によってボタンの役割が一定しないのに対しGA7は首尾一貫しており,きちんと考えられたUIになっています。

電源ボタン兼用(OFF時,長押し)のメニューボタンと上下左右カーソル(ナビゲーションボタン)に,カーソル中央の再生/決定ボタン,に音量ボタンという構成で,メニューボタンはWindowsのコンテキストメニューに相当するメニュー呼び出し,カーソル上下は項目(楽曲含む)の上下移動,左右は階層移動。決定/再生ボタンは決定&再生&一時停止という構成。 これはどの画面でも変化しません。

おかげで,カーソル上下が再生中,前曲と次曲に割り当てられているのが通常の感覚からするとややイレギュラーですが,個人的にはUIの普遍性を重視している点を大いに評価したいところです。
# ボリュームを下げようとして,間違って次曲になっちゃったりよくやりますが(^^;

また,上下ボタンのみ2段階に押し込めるようになっており,強く押し込むことで一覧表示で高速スクロール(さらに押し続けるとページ切り換えに)し,再生中は巻き戻しと早送り(ただし音は出ない)が可能になっています。

楽曲の頭文字でサーチといった機能はついていないのですが,上記高速スクロールのおかげでストレスなく操作できるのは嬉しいところです。

ちなみに階層移動で,再生中画面(つまり最下層)でさらに右を押すと最上層のメニュー画面に。 メニュー画面でさらに左を押すと再生中画面にジャンプする機能が付いているのも気が利いています。 また同様に,リスト表示を上下移動中に,最上段or最下段に達するとスクロールが止まりますが,さらにもう一回ボタンを押すと最下段or最上段にジャンプするのも(付いていて当然の機能とは思いますが(^^;)便利です。

●液晶画面の表示品質が高い

見たところ,発色といい,サイズといい,解像度といい,これまた東芝OEMっぽい液晶画面ですが,サイズが大きく高輝度かつ発色が美しい今どきの携帯電話ライクなモノが搭載されています。

画面が大きい分情報量が多いのも嬉しいところ。 情報量を犠牲にしてCDジャケット画像を大写しにできる表示モードがあるのも高ポイント。
# ちなみにデフォルト設定ではナビゲーションボタンへの機能割り当てが(ナビゲーション表示として)画面下部に常時表示されていますが,操作に慣れたらオフにして表示行を稼げます。

と。 当初の予定に反して随分な長文になってしまったので,欠点に関しては以下次号(気力と時間があれば(^^;)ということで。 <オイ


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